大田区工場屋上防水改修工事
大田区で施工していた工場の屋上防水工事が無事完了しました。
この現場は排水ドレン周り、分電盤内部の底から漏水が起きて
おり、既存防水層の内部に水が浸入し、中が水でタプンタプン
の状態でしたので、まず既存防水層を撤去して中の水を抜きました。
その部分をウレタン塗膜防水通気緩衝AV工法で施工し、改修用
ドレンを設置しました。それ以外の水が浸入していない部分は
ウレタン塗膜防水塗り重ねNK工法で施工しました。
工事完了後の散水テストの結果、しっかりと漏水が止まっていました。
<ウレタン塗膜防水通気緩衝AV工法とは>
・下地のコンクリートと防水層を通気マットで絶縁してコンクリート
内部の水分を脱気筒から放出し防水層の膨れを防ぐ工法。比較的大面積
に向いている。
<ウレタン塗膜防水塗り重ねNK工法とは>
・下地の既存防水層に新しい防水層を直接密着させる工法。下地水分
によって防水層が膨れる可能性があるので注意が必要。比較的小面積
に向いている。
【建物詳細】
・鉄筋コンクリート構造
・屋上面積 350㎡
【使用材料】
・AGCポリマー建材 サラセーヌ