東京都品川区南品川改修工事(下地補修工事)

今晩は!今日は鉄筋爆裂の補修工事をご紹介いたします。
鉄筋爆裂とは鉄筋コンクリート造の建物に経年劣化により発生するもので
簡単に説明すると、鉄筋コンクリートの中身の鉄筋は錆びる事により膨張します。
その結果その周りを覆うコンクリートが膨れ上がって剥離してしまう現象です。
そのままにしておくと剥落して人にぶつかるなど、命にも関わる事故が発生する
危険があります。
それでは実際の写真です。

鉄筋が錆びているのがわかると思います。
こうなると剥落の危険があるばかりではなく、建物の構造耐力自体にも悪影響
を及ぼします。適切な対処が必要です。

既に錆びてしまっている部分の適切な防錆処理を施して、欠損してしまった
コンクリート部分を樹脂モルタルにより成形していきます。

補修した箇所は表面が平らなので、既存の吹き付け塗装に合わせてデコボコの模様を
付けていきます。肌合わせと言います。今回は吹き付けではなく、砂骨ローラーにより
パターン模様を付けました。こうする事で塗装した後、補修箇所が目立たなくきれいになります。

この鉄筋爆裂はすべての鉄筋コンクリート造の建物に起こりえる事です。築年数がたっている
建物には確実に起こっていると言っても過言ではありません。せっかく地震に強い構造なのですから
しっかりとメンテナンスして寿命を延ばすことが大切です。

所有している建物の下地の劣化具合等気になる事がございましたら、なんなりとお申し付けください。

話はかわりましてアルミサッシの補修をご紹介します。
ほとんどの住宅や事務所ビルなどについているアルミ製のサッシ。鉄じゃないから錆とは無縁だと
思われていますが、それは間違いです。アルミの錆は白錆と言って、白い粉が吹いた様になり、見た目も
非常に悪くなります。よく、御自分で塗料を買ってきて塗ったりする方もおられますが、アルミの部分を
塗装するには適切な下地処理を施さなければならなく、ホームセンターなどで売っている塗料を塗ってし
まうとすぐに剥がれてしまいます。それにきれいに仕上がりません。

これがプロの仕上がりです。新品のように色の違いも分からなくなります。
サッシ以外にもベランダのアルミ手摺り、雨戸などなんでも補修できますので、気になりましたら
気軽にお電話下さい。

それでは 失礼します。