品川区改修工事・鉄部塗装

今日は鋼製の手摺の塗装をご紹介いたします。

品川区の改修工事ですが外壁塗装も残すところ一面となりました。
外壁塗装が完了した面から鉄部の塗装をしていきます。

上の写真はケレン清掃を行なっているところです。ケレン清掃とは、既に発生している
錆びや塗膜の浮きを撤去することです。これを確実に行なわないと、塗装をしてもすぐ
に錆びが出てきたり、塗膜が剥がれたりしてしまいます。ざらざらして手触りも悪くなります。
鉄部塗装で特に力を入れなければならない工程です。

次に錆止め塗料を塗ります。錆止め塗料にも色々あります。ホームセンターなどでも錆止め塗料
と称して売っているものは、たいていシアナミドというものです。シアナミドでもよいのですが、通常の
塗装屋さんが使う錆止め塗料はエポキシ系の材料です。全然別物なのです。

そして、色を塗ります。今回は2液形の弱溶剤系シリコン塗料を中塗り、上塗りに使用しました。
ウレタンよりも艶があり、耐候性もウレタンよりも上になるので、より永く美観を保つ事が出来ます。
作業手間は同じで材料代が1缶あたり2000円くらい上がるだけなので、出来ればシリコン塗料を
採用することをお薦めします。

さて、来週からは川崎市で鋼製建具の塗装工事が始まります。観音開きの鉄扉36箇所です。
観音開きなので扉72枚です。やる前から気が遠くなります。人数をこの現場に集中させて
一気に仕上げていきます。完了しましたらアップします。

それでは失礼します!