大田区工場屋上防水改修工事

大田区で施工していた工場の屋上防水工事が無事完了しました。

この現場は排水ドレン周り、分電盤内部の底から漏水が起きて
おり、既存防水層の内部に水が浸入し、中が水でタプンタプン
の状態でしたので、まず既存防水層を撤去して中の水を抜きました。

その部分をウレタン塗膜防水通気緩衝AV工法で施工し、改修用
ドレンを設置しました。それ以外の水が浸入していない部分は
ウレタン塗膜防水塗り重ねNK工法で施工しました。

工事完了後の散水テストの結果、しっかりと漏水が止まっていました。

<ウレタン塗膜防水通気緩衝AV工法とは>
・下地のコンクリートと防水層を通気マットで絶縁してコンクリート
 内部の水分を脱気筒から放出し防水層の膨れを防ぐ工法。比較的大面積
 に向いている。

<ウレタン塗膜防水塗り重ねNK工法とは>
・下地の既存防水層に新しい防水層を直接密着させる工法。下地水分
 によって防水層が膨れる可能性があるので注意が必要。比較的小面積
 に向いている。 

【建物詳細】
・鉄筋コンクリート構造
・屋上面積 350㎡

【使用材料】
・AGCポリマー建材 サラセーヌ

IMG_3500

IMG_3502

IMG_3503

品川区 戸建内装・外装塗装工事

品川区の戸建塗装工事が完了して無事にお引き渡しができました。

この現場はシーリング材が劣化してひび割れが生じていましたので
既存シーリング材の撤去後に新しいシーリング材を打ち替えました。
シーリング材にオート化学工業のオートンイクシード15+を使用し
ました。通常のシーリング材の耐用年数は約8年と言われているの
ですが、この材料は耐用年数15年~20年と言われています。通常の
シーリング材と比べて非常に高い伸縮性があり、建物の揺れにも
追従でき、ひび割れが入りにくいという特長もあります。

塗装では外壁に遮熱シリコン塗料、屋根には遮熱フッソ塗料を
使用しました。これで夏の日差しによる冷房効率の低下を防ぐ事が
できますので、電気代の節約になります。

工程は外壁、屋根共下塗りプライマーの塗布後にトップコートを
2回塗り仕上げの3工程です。

バルコニー床はFRPトップコートの塗り替え(遮熱塗料)

玄関扉は表面にキシラデコール(防腐剤)塗布、部屋側に染色補修後に
クリヤー仕上げをしました。

その他に部屋内部の天井壁の塗装も行いました。

[建物詳細]
・木造在来工法 窯業サイディング張り(通気構法)
・足場面積363平米 外壁面積172平米 屋根面積90平米

[使用材料]
外壁
・下塗り材 エスケー化研 ミラクシーラーEPO(強溶剤系2液型)
・中塗り材 エスケー化研 クールテクトsi(弱溶剤系遮熱塗料)
・上塗り材 エスケー化研 クールテクトsi(弱溶剤系遮熱塗料)

屋根(金属系トタン屋根)
・下塗り材 エスケー化研 SKマイルドボーセイ(弱溶剤系2液型)
・中塗り材 エスケー化研 クールタイトF(弱溶剤系遮熱塗料)
・上塗り材 エスケー化研 クールタイトF(弱溶剤系遮熱塗料)

内部塗装
・上塗り材 エスケー化研 水性エコフラット

シーリング材
・仕上げ材 オート化学工業 オートンイクシード15+(高耐久)

image

image

image

豊島区Sビル改修工事

豊島区で1月から施行していた現場がようやく完了し、目立った問題もなく
無事にお施主様にお引き渡しすることができました。途中、強風の吹き荒れる
日もあり、足場の倒壊を防ぐため足場のシートをめくり対処しました。

この現場は外壁からの漏水を止めるためにシーリング材の打ち替え後に
高弾性塗料での仕上げをしました。高弾性塗料とは柔らかく伸び縮みする
材料です。高い防水性とひび割れに対する追従力があり、漏水を止める事
ができます。

工程数は下塗りシーラー・弾性材ベース塗り・弾性材山付け(パターン)・トップ
コート2回塗りの合計5工程です。通常の塗装ですと3工程です。今回の塗装は
2工程多いので塗膜が厚くなり建物の保護性能は格段にアップします。
施工単価はけっして安いものではありませんが、建物の寿命を考えるなら良い
材料、良い施工方法で計画したいものです。

[建物詳細]
・鉄骨ALC構造 9階建 外壁面積 1500平米

[使用材料]
・下塗り材 エスケー化研 ミラクシーラーEPO
・中塗り材 エスケー化研 レナエクセレント(弾性材)
・上塗り材 エスケー化研 クリーンマイルドシリコン弾性(トップコート)

image

image